INTERVIEW社員インタビュー人を喜ばせるためなら
力を惜しまない

私は物心ついた頃から人が集まる空間やイベントが好きでした。
それは歳の離れた姉の影響かも知れません。姉はステージ上で音楽を披露し観客を魅了させ、私は会場の客席で何度もその光景を楽しんでいました。足を運ぶごとにワクワク感は膨らんでいき、高校生になると私も吹奏楽部でトランペットを鳴らしステージで演奏をするようになりました。
見る側から出る側になり感動体験を重ねていきました。さらにプロムナードコンサートや浜松まつりに参加するなど数々のイベントに触れ、人と人が行き交い笑顔で街が盛り上がる様子を目の当たりにしました。

将来設計を決める中で、こうした高揚感を将来の仕事にしていけたらいいなという気持ちが次第に芽生えていきました。街づくり、街おこし、大袈裟に言えば都市開発などでしょうか。
どんな仕掛けをすれば地域の人を呼ぶことができるか、そして魅了させることができるかを日々考えていました。人は何を考え思い行動するのだろう。人の心理を理解したいと思うようになりました。
私は意を決して専門教育を受けるべく大学へ進み心理学、カウンセリングを学び深掘りをしていきました。人との友好的な関係の構築に必要不可欠なこととは何かを突き詰めていった結果、不動産という今の仕事に就き、その礎が築かれていったのだと思います。

そして、もう一件印象に残っているお取引があります。
場所は春野町にある、数百坪の山林、畑を併せ持つ中古住宅です。ご高齢によって手放しを余儀なくされた相続物件でした。売却のお手伝いを任せていただき、良い出会いが訪れることを願っていました。

この物件に興味を持っていただけた方は浜松市の旧南区にお住まいで、アウトドアライフに興味を持っており将来はここでキャンプや民宿を展開させたいというお考えの方でした。
その思いに私も共感し、丁寧に話を進めた結果、無事に商談がまとまり両者は結ばれました。

間もなく創業50周年を迎えるマストレの地域の魅力や特性を熟知した力を携えて、私の得意とするカウンセリング力を生かながら、全てのことを自分ごととして捉え、これからもお客様の困りごとに一つずつ向き合っていきたいと思います。